■カーテンLife■
カーテンについて色々解説しております!

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 カーテンの種類

ドレープ

重量感のある、厚手の布地でできたものの事を言います。ドレープでは「ゆったりとしたヒダ、優雅なおおい」といった意味があります。

その名の通り、ゆったりとしたヒダが優雅さを与え、装飾性も高い布地です。

平織り、綾織り、繻子織りが基本となりますが、ドビー織りやジャガード織りの柄物も多く用いられます。


糸が太く、織り目も密なので、光や風を通しにくく吸音や保温効果も優れています。主として応接間や居間、寝室や書斎などに用いられ、多くの場合レースカーテンとの併用に使われます。素材はレーヨンを主にして、綿やナイロン、ウール、アクリルなどの混紡が多くなっています。

プリント(薄地)

布地に色を染めつけるものですから、色柄の豊富で、量も品数も多く、最も一般的な素材です。ドレープのような重厚さには欠けますが、価格も比較的安いので、軽快で楽しいデザインや色柄を楽しむ事が可能です。

ドレープほどの遮蔽性はないですが、目隠しや外光調節の働きがあります。主として、居間、個室(子ども部屋)などに用いられます。プリントの場合は、レーヨンが多いようです。ベッドカバーや壁布としても用いる事が出来、それらとカーテンをペアにする事も可能です。

ケースメント

レースに似た透視性を持っていますが、レースに比べて、ソフトな暖かみや、柔らかな風合いに優れています。

また、織りや柄に表裏がないため、室内の間仕切り用としても適しています。レーヨンが主流ですが、ウール、ナイロン、ポリエステル、サテンなどがあります。

レースとレープの中間的な役割りを果たします。

レース

透視性や通気性を持っていますが、外光を遮らずにプライバシーを保つ事が可能です。ただ、夜間、室内の方が外よりも明るいような場合には室内のプライバシーは保つことは出来ません。

白が中心で、涼感がありますので、以前は夏専用と考えられがちではありましたが、現在ではドレープカーテンなどと併用する事が多いため、四季を通して用いられているようです。織りレース(ボビンレース)と編みレース(ラッセルレース)とに分けられますが、素材はポリエステルが多く、レーヨンやアクリル、ナイロン、ビニロンのものなどもあります。

遮光カーテン

寝室や暗室、映写室などで光を遮断するために用いるもので、二重織りにしたものや、裏面にウレタン樹脂やアルミ箔をコーティングしたものなどがあります。

また、普通のドレープ地に黒い裏地を付けるなどの方法などがありますがいずれにしても取り付け時に注意が必要です。

防音カーテン

厚地の布(ナイロン80%・レーヨン20%)に電気植毛をしたり、それに特殊な樹脂を塗布したものなどもあります。

一般の厚手のカーテンでもギャザーを多くとると5ホンぐらいの遮音効果があるといわれています。 特殊加工を施したカーテンだと15ホン程度の効果があると言われています。

外からの音を遮断と同時に、室内の音を外に出さないようにする効果があります。

ミラーカーテン

裏面に光の屈折を起こしやすくする糸を使用したレースのカーテンのことをいいます。日光を反射して夏の冷房効果を上げ、家具などの日焼けを防ぎ、プライバシーも保護する役割を持っています。

室内からの視線を妨げずに外からの視線をシャットアウトします。しかもレースの通気性や採光性はそのままです。


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Last update:2022/3/3